恋旅イベントへ行ってきた

恋旅のイベントに行ってきました。恋旅は富山県南砺市を舞台としたアニメーションです。南砺市ですから制作はもちろんピーエーワークスさんですね。

今回のイベントはそのピーエーワークスさんの本社向かいにある、じょうはな座にて行われました。

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イベントの開始は14時とちょっと遅め。じょうはな座もある、城端の街ではこの日「つごもり大市」という地元のイベントがやっていて、そちらを先に行ったのですが、この記事ではイベントについて書いていきます。

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じょうはな座に入ると恋旅のキャラクターのスタンドがずらっと並んでいました。恋旅は男女2人が強く描かれている作品だからでしょうか、女の子のキャラクターだけでなく、男も同人数並んでいました。昨今のアニメーション作品では珍しいと思います。

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脇には等身大の彫刻(!)が。何度か見てますが、これは凄いです。服装から表情までしっかりと彫られていて、製作も相当時間が掛かったことと思います。お金に換算したら、最も高価なスタンディーなのではないだろうか。館内に入ると、脇はフォトコンテストの写真やイラストで固められていました。

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先週、南端の石垣島で撮影しようかと思ったら、金曜で応募が終わってたという悲しい事実、次回は絶対参加したいです。

イベントが始まると、石井真さんが司会として登場しました。そして、アナウンス、イベント中は撮影・録音は禁止とかそういう注意事項ですね。そういうわけで、写真等はなく、ここから先のイベントに関する箇所は記憶から掘り起こしたものです。

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自己紹介と司会を務めるアナウンスで「自分の名前(恋旅キャラクター、西匠)忘れちゃいました」で真っ先に会場の笑いを取っていたのが面白かったです。続いて、名塚さんとriyaさんが石井さんに紹介される形式で舞台に登場、拍手喝采で迎えられていました。紹介が終わると、3人のトークが始まりました。当時を振り返り、1日で入れ替わりで収録した、登場人物が少ないので男女2人のやりとりが印象的、というようなお話をされていました。また、北陸新幹線グランクラスで来て、名塚さんとriyaさんがお酒を飲むのをぐっと堪えたというお話には観客から笑いがこぼれていました。twitterを見ると、永谷さんの気遣いからグランクラスになったようですね。

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恋旅フォトコンテストの受賞作品発表では、3人の声優さんの冠が付いた賞や南砺市からの賞が発表されていました。その後に、声優さんが恋旅カメラを使ってある場所で撮影した写真が紹介されました。そして、(わからないだろうという前提で)石井さんが「この場所わかる人~」と質問すると、10人位?の人が手を挙げ1人が「新社屋!」と当ててしまうハプニング。とは言え、新社屋建設の話はファンに結構伝わっていて、時期的にも予想できたような…現地に行っていたツイートも見えていましたし。

新社屋の映像が流れ、堀川さんがインタビューに答えていました。ワンフロアで作品を作りたいといったような社屋へかけた思いや将来について語っておられました。

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続いて、恋旅の全編が上映されました。通常、スマートフォンのような小さい画面で見ることになるので、じょうはな座の大型スクリーンで上映されるのは貴重ですね。一緒に来ていた知人も、じっくり作品を楽しめたと話していました。また、上映の後には作品にも出てくるこきりこの演舞が披露されました。3人で演じられていて、特に前方の席であれば、結構な迫力だったのではないでしょうか。

映像の後にはriyaさんのライブ。恋旅の3曲だけでなく、富山へ来ることとなったきっかけの作品、true tearsの「リフレクティア」は当時を思い起こさせてくれました。

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最後のトークでは、名塚さんから石井さんにラップの無茶ぶりが。困りつつも、恋旅をラップにして会場と「True Tours!」で盛り上げる石井さん、流石ですね。これが全てを持っていったように瞬間的には感じました。が、石井さんの声優として参加できる嬉しさ、riyaさんの作品に対する音楽への思い、名塚さんのただいまと言ってまた来られるように頑張りたい、という締めの言葉など、強い思いを感じる言葉をたくさん頂いたのが強く印象に残りました。

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また良い作品がこの場所から生まれることを、そして、そのイベントでは「おかえりなさい」の声で迎えられることを願って席を立ちました。